親切と余計なお世話のボーダーライン

優しくなければ生きる資格は無いと言います。レイモンド・チャンドラーの小説の一言ですね。
確かに、男女関係を良好に保つためには、優しさや献身的な心遣いが重要になります。しかし、逆にそれが足かせになってしまったり、ギスギス感を生んでしまうことにもなりかねません。
では、お互いが良好な関係でいられるために、どのような愛情表現が必要なのでしょうか?

親切のつもりがおせっかい

ちょっとした親切なら「気が利く」と感謝されるものですが、あまり過度に尽くすと何もかもが当たり前になってしまいます。
この「当たり前」が招くものは、空回りして何ももたらさないという事実です。
たとえば、セックスにしても、いつも相手の要望に応じてばかりいたら自分が気持ちよくなれなくなってしまいます。相手だけ満足して感謝もされないという。
なので、一から十まで相手の要望に応えるのではなく、ちょっとした行為で気持ちをひくことがいいでしょう。

口に出していいことと悪いこと

思っていても口に出していいことと悪いことがあります。そのバランスが崩れると男女関係は途端に冷めてしまうのですが、口に出すことによって絆が深まることもあります。
パートナーが「俺の財布どこだっけ?」と聞いてきたら、探してあげるというのは誤りです。「自分の大切なものでしょ?ちゃんとしてよ」と口に出しましょう。「そんなの知らない」と答えると角がたちますが、これなら正論ですし諭すような一言です。

もしかすると、わかっていても相手に気に入られたいというあまり、献身的になりすぎている人も多いでしょう。とはいえ、時には本音を伝えることも大切です。
そういうわけで、親切と余計なお世話のボーダーラインをしっかりと見きわめることが現在求められているのです。